ドラクエ11をクリアしたぞ!

自分が初めてプレイしたドラクエはたぶん1である。多分というのは、小学生に入るか入らないかの頃に友達の家でプレイしていて、ラダトーム城からなかなか出ることが出来なかったような記憶がうっすらと残っているのみで定かではないからだ。ドラクエ2もプレイしたと思う。こちらもやはり友人の家で見ていたが、自力プレイだと紋章を集めたりが出来ていなかったように思う。最終的に、どこからか手に入れた最強レベルの復活の呪文でアトラスやパズズを倒していた気がする。シドーまで倒していたかは記憶にない。ドラクエ2は貸してもらい自分でもプレイしてみたが、当時はクリアできなかった気がする。 

死のオルゴール探して

ドラクエ3は自分で最初から初めてプレイしたドラクエだ。ドラクエ3にはラーミアがあり、裏のボス、ゾーマがいて、さらには死のオルゴールを探し求めと、まさに隅から隅まで堪能した。死のオルゴールとはROMのデータ上にはあるが、ゲーム中には存在しないアイテムで、それを手に入れるとレベルを99にすることができるという伝説上のアイテムだ。

あるバグ技を使うと、バッファオーバーランか何かが原因でアイテム欄のメモリや、経験値のメモリが書き換わりレベルが上ってしまう。その結果、ゲーム中には存在しないがROMのデータ上には存在する死のオルゴールを手に入れることができるのだ。ちなみに、そのときに表示されるメッセージは「○■**-!&^%%■■@ は死んでしまった。おおがらすはレベルが上った」みたいな意味不明なメッセージであり、子供心に深淵を覗いてしまったと思ったものだ。しかし、このバグ技はもろはの剣であり、キャラの名前が変な名前になってしまったり、呪文を忘れてしまったりするのだ。メモリを破壊しているのだから当たり前である。

ドラクエ4もやはりスルメのようにプレイした。こちらも何週したかわからない。アリーナにキラーピアスを装備させて、ひたすらメタルキングを狩っていた。レベル99になる付近で、こちらでもとあるバグ技を行い、バグプレイを堪能していたところ、どうにもできない詰みの状態になってセーブしてしまい、そこからプレイしなくなってしまった。ドラクエといえば遊び尽くした結果、最終的にセーブデータ破壊してしまうものだし、当時は小学校でドラクエ4の攻略を会話するのが日課であった

そこからドラクエ生活はしばらく間があり、20代前半頃にドラクエ2、3を再履修した後、ドラクエ8をプレイし、その後にドラクエ5のリメイク版をプレイしたような気もする。何もかも懐かしい。

そしてドラクエ11

(以下ネタバレ)

ドラクエ11が出た当初、なにか忘れたが忙しかったためにプレイはしなかった。ドラクエ11を買おうと思った頃にはSwitch版でキャラクタに声を当てたバージョンが出ると聞いたので、ゼルダの伝説BoWやFGOをやりつつ、今年の9月まで首を長くして待っていたのだ。

結論から言おう。なんだこのおっさんホイホイゲームは、最高か。BGMが完全にドラクエ3だし、マルティナはゼシカだし、ぱふぱふ屋はあるし、なんなのこれ。しかも、途中で2Dバージョンのミニゲームっぽいのもあるのだが、そこでロンダルキアへの洞窟やバラモス城をクリアしなければならないのも最高すぎでしょ。あれ、これ自分向けにアレンジして作ってくれたやつ?いつヒアリングされたっけ?

というわけで10月の前半は、家に帰ると速攻任天堂Switchの電源を入れて、日が変わるまでやっていたし、土日は朝から晩までやっていた。クリア後のプレイ時間は108時間で、自慢じゃないが就業時間より長いと思う。いやしかし、表ボスを倒してクリアと思っていたら、まさか裏ボスを倒しに行くとは思わなかった。バラモスかよ、ドラクエ3かよ。本気でクリアしたと思ったのに。

その後、PS4ドラクエ11をプレイ済みの前職の同僚と会う機会があり、攻略話で大いに盛り上がった。ドラクエの攻略話で盛り上がるのは小学生以来であった。